詩・September Steps

夢にミシマが出てきたseptember dream

黙りこくって俺を睨んでる

だから俺は こう言ったのです

確か テレビで 誰一人 英雄的な死を遂げられないとかなんとか

それは現代に染まり切った不必要な欲から出てきた言葉だと思います

現代に染まってない「人間」は そんなもん要らないよ と笑うでしょう

彼は顔をしかめた 出鱈目な夢の出鱈な滑走路

彼は自家用ジェット機で蛇行飛行

Air steps

 

先住民や三大欲以外の「欲」を嫌う人たち

褐色の砂がしぶきをあげている

目の行き先は 遠いどこまでも

果ては無く 目的の為と苦労する羽目も見当たらない

あんた これ 想像出来るか?

そんなところで人は静かに死んでいく

沢山の仲間たちが亡骸を囲み輪になって泣いている

熱すぎる灼熱

仲間たちの囲いの影は亡骸にとっての適温の供養

緩やかな亡骸に大粒の涙たちが降りていく

人肌の

人肌による

亡骸の為の涙たち

囲いの隙間から漏れる光線

肌をスライドする光り混じりの涙

Tears sreps

そんな水質に感情が混入するなどと言う非科学的反応は起こらない

と なんの才能を持っていないがゆえに大学へ行き 

で 学者が失笑している

と 俺はイメージで知ってる学者たちの顔並べてさ

好き勝手書いてるってわけ

September steps

ヤな夢っぽいから どうでもいいYouTubeの広告のステップ押す指で

Steps

一歩外に出たら NO steps

だってすぐに 目の行き先が溢れかえったモノだらけにぶち当たる